宮田村教育委員会は、インターネットから体育館やグラウンドなど村内公共施設の予約、キャンセル、キャッシュレス決済ができる「公共施設予約システム」を導入し、20日から運用を始める。通信アプリ「LINE(ライン)」の村公式アカウントからも手続きが可能。ペーパーレス化を推進しつつ、村民らの利便性向上と利用促進を図る。
原村の花き生産者でつくるJA信州諏訪花き専門委員会原村支部は17日、原小学校と原中学校に卒業式を彩る村内産の花を贈った。アネモネ240本とアルストロメリア200本で、小学校は18日、中学校は19日に行われる卒業式で会場や教室に飾ったり、卒業生にブーケとして渡したりして門出を祝う。
伊那市は新年度から、市内中小企業の脱炭素を意識した経営推進に向け、専門の企業が支援する事業を展開する。業務委託する企業e―dash(東京都)が、二酸化炭素(CO2)排出に関わる各社の課題を可視化したり具体的な目標を設定したりと支援を行い、削減事業の検討まで取り組む。5社程度の参加を想定していて、地域の脱炭素化を促進させたい考えだ。
科学技術や医療などと同様に言葉も「日進月歩」で変化(進化?)するものらしい。言い慣れた言葉の使い方が以前と異なっていると感じると面食らってしまうこともしばしば▼もはや若者だけでなく中高年層でも口にする「やばい」という言葉は、良くない状況で使うのが一般的。でも、例えばある食べ物を味わった際、「おいしい」というニュアンスで「これ、やばくない?」などと用いることもある。もっともこちらは若者が使う表現だろ ...
諏訪地域の音楽愛好者らでつくる「すわびとオペラ」は5月6日、親子を対象にした公演「0才からのオペラ『魔法の笛』」を岡谷市のカノラホールで開く。子育て世代支援の一環として未就学児から入場することができ、家族らと気軽に楽しんでもらう初の試み。プロのオペラ歌手らがモーツァルト作曲の歌劇「魔笛(まてき)」を日本語歌詞で分かりやすく伝えるとともに、来場者が参加する演出も加える。
茅野市は、JR中央東線沿線の東京都多摩地域の若者をターゲットに据えて交流人口、関係人口の拡大に取り組むワークショップを中央大学の学生と昨夏から進め、17日に市役所で事業提案を受けた。学生4人が小旅行プランに市内産業の人手不足を補う短時間アルバイトを組み入れる事業「アシストラベル茅野」を説明。今井敦市長らが聞き入った。
中華料理店「ぱおず屋陽太」(諏訪市豊田)は19~23日の期間限定で、諏訪地域で生産された食材の根ニラや米粉麺、豚肉を使ったメニューを提供する。ぱおず屋を含む4事業者が連携。香り高い根ニラ、もちもち感のある米粉麺、ブランド豚の「すわ味豚」のそれぞれの良さを引き出したメニューで、携わった人たちは「地元食材を多くの人に知ってほしい」と願いを込めている。
桜の開花予想とともに、花便りが届き始めた。花粉症の症状も…。春の足音が聞こえてきたと思ったら、週末は突然の雪。県内は寒の戻りとなった。天気予報だと、週明け前半まで寒さが続く見込み▼「スポーツの秋」とはよく言われるが、春もスポーツが盛り上がる季節。球春の到来。甲子園ではあす、選抜高校野球が開幕する。ボートや新体操、フェンシングなどの競技でも近く高校生の全国大会が幕開け。4月からの新年度を前に晴れの舞 ...
上伊那×慶應義塾大学シンポジウム「ここから未来へ『集い、対話し、宣言する』」(実行委員会主催)が15日、伊那市荒井の市産業と若者が息づく拠点施設「allla(アルラ)」で開かれた。各方面で活躍する上伊那地域の人たちと企画した同市出身の慶大生佐野天咲さん、佐野さんが所属する長谷部葉子研究会の長谷部准教授ら5人のトークセッションに約50人が参加。多彩に展開する話に耳を傾けた。
原村を中心に活動するボランティア団体などが集まるイベント「おいでなしてボランティア祭」(同実行委員会主催)は16日、原村地域福祉センターで開いた。21団体が参加し、織物や遊びの体験ブース、尺八や民謡のステージ発表、活動の展示解説などを行い、訪れた地元住民に活動を紹介した。参加団体同士でも交流した。
伊那市は16日、やりたいことを実現した市内の企業人が自社の取り組みを紹介する「学生☆若者ローカルラボ」を同市荒井の産業と若者が息づく拠点施設・alllaで行った。中高生と大学生、20代の若者など約20人が参加。企業人4人がパネルディスカッションで、取り組みを紹介し、自身のターニングポイントやこれからの夢、未来を担う地域の若者にメッセージを届けた。
茅野市の教育、子育て分野に公民協働で取り組む市民団体「どんぐりネットワーク茅野」(市川純章代表幹事)は16日、市民とともに学び合う「どんぐりプラン推進のつどい」を市役所で開き、テーマを「学校統廃合問題を考える」とした。教育行政学の専門家を招き、地域コミュニティーの中核としての学校の存在意義を確認。予算不足への備えなど教育的効果とは別の視点で進む全国の学校統廃合の実情について理解を深めた。