札幌市清田区の道道で2025年2月に起こった陥没事故は、真下を通る水道管を敷設した際の掘削工事による地盤の緩みが原因の可能性が高まった。地中に長さ約11mの空洞が確認されたものの、調査の結果、地下水による土砂流出の可能性は低いと判明。管路上部に限定し ...
「伊予の小京都」と呼ばれる愛媛県大洲市。中心部を流れる肱川(ひじかわ)で、国と市が連携して川中心の街づくりを進めた。カヌーや鵜(う)飼いといった様々な舟の乗り手の声を基に護岸を再生し、川ににぎわいを生み出した。
広島市の市道でシールドトンネル工事が原因の陥没事故が2024年9月に発生してから1年が過ぎた。事故の影響で傾いた近隣の民間ビルや市営住宅など11棟が解体され、沈下した下水道管の付け替え工事はほぼ終わった。一方、原因究明のカギとなるシールド機は水没した ...
研修AIは、作業を安全に進める上で注意すべき点などを質問すると、チャット形式で回答するものだ。技能者の利用も想定するが、主に技術者や職長が現場で危険予知(KY)活動を行う際の参考材料として使う。
国土交通省は2025年度の建設投資が前年度比3.2%増の75兆5700億円になるとの見通しを示した(資料1)。このうち建築補修を含む政府投資は0.7%増の25兆2100億円、民間投資は4.5%増の50兆3600億円だ。民間非住宅分野が投資拡大をけん引 ...
社員40人ほどの中小規模の建設会社で過労死した技術担当の専務取締役を、労働基準監督署は「労働者」と認め、死亡を労災と認定した。遺族代理人の弁護士が、認定を得られた理由とその背景となった専務の勤務実態を明らかにする。
国内の人材不足から海外に目を向けても、能力のある外国人技術者をすぐに採用・教育するのは難しい。まずは現地での採用実績や研修体制が豊富な派遣会社を通じ、人材を確保しようという動きが広がっている。
埼玉県八潮市で起こった道路陥没事故の有力な原因が明らかになった。硫化水素による腐食で下水道管の厚さが5分の1程度に減少。継ぎ手部などに生じた空隙から土砂の吸い出しが進み、陥没したと見られる。
ただし、受け入れ側が過度にもてなす必要はない。外国人を含む人材サービスなどを手掛けるヒューマンリソシアDXソリューション事業本部GIT推進部の坂口侑慈部長は、「厳格に戒律を守らなければならないという人はもちろんいるが、部分的でも対応できればよいと考え ...
建設現場では、ちょっとした言い間違いや伝達ミスが大きな事故やトラブルにつながりかねません。言ったつもり、聞いた気がする、多分伝わっているだろう──。こうした「つもり」の積み重ねが命に関わる重大な事態を引き起こすのです。
2024年12月施行の改正建設業法で可能になった建設工事での監理技術者などの兼任に対し、地場建設会社の間で賛否両論のあることが、全国建設業協会(全建)の調査で分かった。所管する国土交通省の狙い通り、担い手不足の解決策として歓迎する声もあれば、技術者の ...
埼玉県八潮市の道路陥没事故を受けて国土交通省が設置した有識者委員会は、同県行田市で2025年8月に全国特別重点調査の点検作業中に4人が死亡した事故を重く見て、管路マネジメントの最も重要な前提条件は点検・調査時の安全確保の徹底だとする方針を明らかにした ...