NANDフラッシュメモリーは、不揮発性メモリーとして大成功を収めた初の半導体メモリー技術といえる。調査会社のグローバルインフォメーションによれば、2023年の市場規模は667.5億米ドル（1米ドル＝150円で約10兆円）と巨大だが、2029年には97 ...

STT-MRAMが本格的に使われ始めた。チップ上に載る混載メモリーとして、ウエアラブル端末を皮切りに、産業用マイコン、そして車載用マイコンや人工知能（AI）のエッジ端末へと用途が拡大しつつある。DRAMを補完する大容量メモリーとしても近く登場する。さ ...

単発作業で顧客先に連れてこられたエンジニアが「名刺を忘れた」「名刺を切らしている」という類似のケースがあります。実はパートナー会社のエンジニアで、自分の身分が分かる自社の名刺を顧客に渡しづらいのです。

当社は現在、世界最大規模の脚式ロボット群を運用しており、犬型の4脚ロボット「Spot」とそれを操作する専用ソフトウエア「Orbit」を組み合わせることで、企業は人型ロボットの導入に向けたIT（情報技術）インフラの整備や作業プロセスの最適化、通信環境を ...

国内には早くから特定分野の市場を開拓してきた企業がある。データ解析支援サービスのFRONTEO、広告分野のサイバーエージェント、個人の分身となるAIクローンのオルツ、企業特化のAIエージェントを自ら営業現場でも使い始めたリコーグループだ。

米テック大手が、量子技術の開発を加速させている。量子コンピューターの最大の課題とされる量子エラーを訂正する技術や、量子コンピューター向けプロセッサー、AI（人工知能）などの基盤技術を巡り、主導権争いが本格化してきた。

ソニーグループ（以下、ソニー）の子会社であるソニーワイヤレスコミュニケーションズ（以下、ソニーワイヤレス）が、ローカル5G（第5世代移動通信システム）の基地局を急ピッチで拡大させている。総務省が公開するデータを見ると、2022年1月1日～2024年1 ...

東北大学と大阪工業大学、京都大学、東京理科大学は、月面での実験などの活動をするモジュラー型AI（人工知能）ロボットの試作機を完成させた。このロボットは、アームや車輪などのモジュールを月へ送り、AI技術を用いて自律的に組み立てることを想定する。現場の状 ...

AI（人工知能）の演算処理に欠かせない半導体メモリー「HBM（広帯域メモリー）」が近く、性能を高めた次世代品へ移行する。トップシェアを握る韓国SK hynix（SKハイニックス）が2025年下期に第6世代HBM「HBM4」の量産を始める。

建築家・谷口吉生が2024年12月に死去した。谷口の甥で、新領域（東京・港）の代表を務めるプロデューサーの杉山央（おう）氏に伯父との思い出を聞いた。谷口が亡くなる約半年前、杉山氏が参画した「葛西臨海公園」でのアートイベントを軸に回想する。※本文中、谷 ...

異なるベンダー製品を接続して携帯電話網を構築できるOpen RAN。既存大手ベンダーのロックインから脱却することが大きな狙いの1つだったが、MWC Barcelona 2025ではOpen ...

生成AI（人工知能）の普及により、データセンターで扱う莫大な電力量が課題になっている。これを受けて開発が加速するのが、データの送受信に使う電力を激減できる光電融合技術だ。同技術の現在地や課題、将来を10の疑問で解き明かす。