スポーツ庁は3月11日、令和6年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」の結果を発表した。20歳以上の週1日以上のスポーツ実施率は52.5%、スポーツ実施希望率は66.6%と乖離がみられ、とくに20~40代女性で乖離が大きいことなどが報告 ...
女性アスリート特有の健康リスク抑制作用が期待される多価不飽和脂肪酸(PUFA)だが、栄養指導に際しては、単にPUFAの摂取量を把握するのみでなく、食事性炎症指数(DII)やω3指数を評価することの重要性を示唆する研究結果が報告された。摂南大 ...
ハイレベルの女子アマチュアトライアスロン選手の3割にREDsリスクが認められるとする研究結果が、ポーランドから報告された。さらに、選手の5割に1種類以上のLEA関連症状が認められるという。また、LEAリスクの高低で二分すると、栄養素の摂取量 ...
国際スポーツ栄養学会(International Society of Sports Nutrition;ISSN)はこのほど、長鎖オメガ3多価不飽和脂肪酸(ω-3 polyunsaturated fatty acid;ω-3 PUFA)に ...
高齢者のエネルギー摂取量は食事の同伴者数がいる場合に高く、また米や肉、油脂、野菜、果物の摂取量も有意に多いといった関連があり、同伴者の存在が低栄養リスク抑制に働いている可能性が報告された。大阪公立大学大学院生活科学研究科の鵜川重和氏らが、地 ...
悲しい曲や楽しい曲、どちらでもない曲を聞きながら、指示された関節角度の再現精度を調べた結果、楽しい曲を聞きながらの誤差が最も大きく、悲しい曲を聞きながらの誤差が最も小さくなることがわかった。東北大学の研究チームの研究によるもので、「Scie ...
短期間の筋力トレーニング中、湯船(36°Cと40°Cの2パターン)に浸かる入浴をするか、シャワーで済ませるかという三つの条件で、筋力や筋機能、心血管機能に差が生じるのかを検討した結果が報告された。中京大学大学院スポーツ科学研究科の渡邊航平教 ...
国内の大学生を対象とする調査の結果、栄養に関する知識の豊かさと、栄養素摂取量の適切さに関連がみられることが明らかになった。ただし、その関連性は弱く、全体的に食物繊維の不足やナトリウムの過剰傾向にあるなどの課題も浮かび上がり、単に栄養の知識を ...
国内の男性ラグビー選手を対象とする調査から、古典的な男性的価値観の一部である「過度な自律」を重視することが、メンタル的に困難な状況に直面した際に周囲へ助けを求めることを妨げる可能性があることが明らかになった。国立精神・神経医療研究センター ...
日本の若年成人を対象に、超音波画像法で評価した体幹部骨格筋の厚さやエコー強度(筋内脂肪蓄積度の指標)と、習慣的な栄養素摂取量や動脈硬化度などとの関連を検討した結果が報告された。栄養素摂取状況と骨格筋量および筋内脂肪蓄積度との関連は、男性にお ...