任期満了に伴う飯島町議選は18日に告示され、定数12に対し現職9人と新人3人の計12人が立候補して、無投票で当選が決まった。定数を2超えて新人7人が当選し、若返りを印象付けた4年前の前回選とは一変。一時は定数割れも懸念されるほど低調に推移し、8年ぶりに選挙戦に至らなかった。議員のなり手不足は顕著で、今後、定数のあり方も議論になりそうだ。
諏訪市諏訪1の呉服店「染と織 やまだ」(山田敦子店主)は20日から30日まで、江戸時代末期の1862年、第14代将軍徳川家茂に嫁がれた皇女和宮親子内親王が着用された御掻取(打掛)を同店で展示、公開する。約160年の時を経た御掻取は、朱色の地に金糸や絹糸で菊や桜などの刺しゅうが施され、上品な華やかさを放つ。同店は「大政奉還、江戸城無血開城などに力を尽くされた歴史上人物の和宮様が、実際に手に取られた打 ...
諏訪地方の全小学校で18日、卒業式が開かれた。諏訪市豊田小学校では、真新しい中学校の制服に身を包んだ56人が式に臨み、保護者や教職員、在校生らの祝福を受けて卒業。希望を胸に、思い出いっぱいの学びやを巣立った。
近所でいつも見かける子連れのお母さんに「子育てお疲れ様です。場所が空いている時は遠慮なく遊んで」と声を掛けると驚いた顔。「子どもの声が響くとうれしい」と添えると大粒の涙がこぼれた▼「泣き声、騒ぐ声でご迷惑をかけていませんか?いつも気がかりで」、「そんな風に言ってもらえるだけで安心しました」とぬれた目を拭いながらそっと笑う。私たち世間は、この若いお母さんら懸命な子育て世代をこれほど追い詰めていたのか ...
国土交通省は18日、2025年の地価公示価格(1月1日時点)を公表した。県内の継続調査地点の平均変動率は住宅地が0.8%で3年連続、商業地が0.4%で33年ぶり、工業地が2.1%で4年連続で上昇。諏訪地域では5市町村の住宅地と商業地22地点が全て下落した。
辰野町の川島小学校は18日、閉校式を同校で行った。来賓と保護者、地域住民ら約100人が出席。牧野孝裕校長と6年生の児童代表2人が校旗を宮澤和徳教育長に返納した。校舎前に建立された閉校記念碑の除幕式や風船を空に放すバルーンリリースも行い、151年の歴史の幕を閉じた。
原村の花き生産者でつくるJA信州諏訪花き専門委員会原村支部は17日、原小学校と原中学校に卒業式を彩る村内産の花を贈った。アネモネ240本とアルストロメリア200本で、小学校は18日、中学校は19日に行われる卒業式で会場や教室に飾ったり、卒業生にブーケとして渡したりして門出を祝う。
伊那市は新年度から、市内中小企業の脱炭素を意識した経営推進に向け、専門の企業が支援する事業を展開する。業務委託する企業e―dash(東京都)が、二酸化炭素(CO2)排出に関わる各社の課題を可視化したり具体的な目標を設定したりと支援を行い、削減事業の検討まで取り組む。5社程度の参加を想定していて、地域の脱炭素化を促進させたい考えだ。
茅野市は、JR中央東線沿線の東京都多摩地域の若者をターゲットに据えて交流人口、関係人口の拡大に取り組むワークショップを中央大学の学生と昨夏から進め、17日に市役所で事業提案を受けた。学生4人が小旅行プランに市内産業の人手不足を補う短時間アルバイトを組み入れる事業「アシストラベル茅野」を説明。今井敦市長らが聞き入った。
宮田村教育委員会は、インターネットから体育館やグラウンドなど村内公共施設の予約、キャンセル、キャッシュレス決済ができる「公共施設予約システム」を導入し、20日から運用を始める。通信アプリ「LINE(ライン)」の村公式アカウントからも手続きが可能。ペーパーレス化を推進しつつ、村民らの利便性向上と利用促進を図る。
諏訪地域の音楽愛好者らでつくる「すわびとオペラ」は5月6日、親子を対象にした公演「0才からのオペラ『魔法の笛』」を岡谷市のカノラホールで開く。子育て世代支援の一環として未就学児から入場することができ、家族らと気軽に楽しんでもらう初の試み。プロのオペラ歌手らがモーツァルト作曲の歌劇「魔笛(まてき)」を日本語歌詞で分かりやすく伝えるとともに、来場者が参加する演出も加える。
科学技術や医療などと同様に言葉も「日進月歩」で変化(進化?)するものらしい。言い慣れた言葉の使い方が以前と異なっていると感じると面食らってしまうこともしばしば▼もはや若者だけでなく中高年層でも口にする「やばい」という言葉は、良くない状況で使うのが一般的。でも、例えばある食べ物を味わった際、「おいしい」というニュアンスで「これ、やばくない?」などと用いることもある。もっともこちらは若者が使う表現だろ ...